「会計のとき、使いたいカードを取り出すのに時間がかかって店員さんや後ろの人に迷惑をかけている気がする」
「ズボンのポケットが、財布の厚みで不格好に膨らんでしまっている」
このような悩みは「優柔不断だから」「整理整頓が苦手だから」で引き起こされるのではありません。
あなたは単に、財布の中身を少なく維持する考え方・コツを知らないだけなのです。
そこで今回は、
- 財布の中身を減らす具体的な方法
- 中身を増やさないための管理術
- キャッシュレス化のメリット
について解説します。
今すぐ取り組める対策をまとめていますので、ぜひ記事を読みながら一つひとつ試してみてください。
財布から減らすべきアイテム

まず、財布に不要な以下4つを取り出しましょう。
- 財布に入れっぱなしのレシート
- 1年以上使用していないクレジットカード・キャッシュカード
- 1年以上利用していないポイントカード
- お守りやおみくじなどの支払いに関係ないもの
それぞれ詳しく解説します。
財布に入れっぱなしのレシート
「あとで家計簿につけよう」と財布にレシートを入れておく方は多いですが、結局入れっぱなしでは意味がありません。
現時点で財布にレシートがたまっているなら、今たまっているものを取り除いたとしても、レシートは再び入れっぱなしになる可能性が高いです。
紙のレシートで管理するのは諦め、アプリやクレジットカードの明細を活用して決済履歴を確認しましょう。
PayPayや楽天ペイなどのアプリを活用すれば、購入履歴はすべて自動で残ります。
1年以上使用していないクレジットカード・キャッシュカード
使わないカードを財布に入れておくことは、紛失時のリスクを高めます。
1枚程度ならまだしも、2枚も3枚も使わないカードがあった場合、財布を紛失したときにどのカードが入っていたか思い出しにくくなります。
そうなると、結果として利用停止の連絡が遅れ、不正利用の被害に遭ってしまう、なんてことにもなりかねません。
現時点で1年以上使っていないクレジットカードとなれば、おそらく今後も使うことはないはずです。
使用していないカードは財布から出し、解約するか自宅で保管しましょう。
1年以上利用していないポイントカード
「またいつか行くかも」と考えてポイントカードを持ち歩いていても、気づいたら期限切れになっていたり、そもそも持っていること自体を忘れ、同じポイントカードを作ってしまうなんてことにもなりがちです。
たとえポイントカードの存在を忘れていなかったとしても、1年に1回も行かない店ではほとんどポイントは貯まりません。
ポイントのメリットと財布が圧迫されるというデメリットを考えれば、1年以上利用していないポイントカードは財布から取り出しておくべきです。
お守りやおみくじ、名刺などの支払いに関係ないもの
お守りや名刺など「とりあえずどこかにしまいたい」と成り行きで財布に入れてしまう方は多いと思います。
しかし、こういったものは財布を圧迫するだけでなく、名刺の場合は財布を紛失した際に情報を悪用されるということにもなりかねません。
名刺は頻繁に使用するものではないと思いますので、財布から出して自宅で保管するようにしましょう。
また、お守りの効力は一般的に1年とされています。
お守りの有効期限は、一年とされています。普段から持ち歩いているお守りはだんだん古くなり、汚れてしまいますので、神様の力が弱くなるのです。
引用元:羽田神社
新しいものを手に入れたタイミングで、古いものは返納したり廃棄するようにしましょう。
スマホやカードケースを活用する

単に財布の中身を減らすだけでなく、ポイントカード類をスマホアプリで管理する、カードケースを活用するといった方法もあります。
ポイントカード
ポイントカードは、対応する公式アプリ(Vポイントアプリなど)やStocardなどのポイントカード管理アプリでスマホで管理できます。
例えば、Tポイントカード(現Vポイント)であれば、Vポイントアプリへ移行することで、これまでに貯めたポイントをそのまま引き継いで利用できます。
また、Stocard(ポイントカード管理アプリ)であれば、ニトリやマツモトキヨシなどのメジャーなポイントカードを登録でき、残高の確認やクーポンの取得も可能です。
交通系ICカード
SuicaやPASMOなどの交通系ICカードは、モバイルSuicaなどのアプリに切り替えられます。
定期券の購入も券売機やみどりの窓口に行く必要がなく、アプリ上で完結します。
おサイフケータイ対応のスマートフォンとアプリの会員登録は必要ですが、スマホからのチャージやオートチャージなど、カードではできなかったこともできるようになりますので、ぜひこの機会に取り入れてみてください。
アプリ化できないカード
アプリ化できないカードについては、財布とは別のカードケースを用意して保管しましょう。
財布に入れるカード枚数を厳選することで、財布の型崩れを防げるだけでなく、会計時のもたつきも防げます。
特に二つ折り財布やマネークリップを使用している場合、収納できる枚数はせいぜい5枚程度ですので、それ以上カードを持ち歩きたい場合はカードケースの併用を推奨します。
財布の中身が少ない状態を維持する習慣

小銭を増やさないように支払う
会計時には、お釣りの小銭が最小限になるように計算して支払いましょう。
例えば会計が332円の場合、1,000円札を出すとお釣りは668円で、8枚の小銭が返ってきてしまいます。
ところが、ここで1,002円を出せばお釣りは670円となり、小銭の枚数は5枚。
1,032円出せば700円となって、小銭の枚数は3枚で済みます。
考え方のコツは、下の桁から合わせていくことです。
今回の例でいうと、まずは1の位である「2」を見て2円を出し、次に10の位である「3」を見て30円を出すようにすると、小銭の枚数を減らすことができます。
最初は難しいかもしれませんが、ゲーム感覚でシミュレーションできるサイトがありますので、事前に試してみましょう。
下記のサイトがおすすめです。
参考リンク:支払いの天才
カードはむやみに新規作成しない
月に1回も行かない店舗のポイントカードは、ポイントが貯まりづらくメリットを享受しにくいため作らないようにしましょう。
クレジットカードも、すでにメインで使用しているカードがある場合は新しく作るメリットはほとんどありません。
むしろ、カードを複数枚持つとポイントが分散し、管理の手間や紛失リスクが増大するため、メインカード1枚、多くても2枚程度に絞りましょう。
使わないカードはカードケースに保管する
どうしても保管が必要なカード類は、使用頻度やカテゴリ別に分けて自宅で管理しましょう。
分けておかないと探す際に手間取り、いざ外出する際に予定に遅れてしまうことになりかねません。
カテゴリ別にする場合
具体例
- 身分・公的証明系(免許証、マイナンバーカード、保険証)
- 医療系(診察券など)
- 決済・会員証系(クレカ、キャッシュカードなど)
- ポイントカード系
使用頻度別にする場合
具体例
- 毎週使う(よく行くお店のポイントカードなど)
- 毎月使う(定期的に通う病院の診察券など)
- 半年以上使っていない
収納には無印良品の「ポリプロピレンカードホルダー・サイド収納」のような、安価で大容量かつコンパクトな製品がおすすめです。
カテゴリや頻度はマスキングテープで目印をつけ、分かりやすくしておきましょう。
レシートは財布に入れない
レシートは受け取ったその場でポケットに入れるか、スマートフォンで写真を撮って保存する習慣をつけましょう。
財布に入れると放置しがちですので、ズボンのポケットに入れ、帰宅後に整理することをおすすめします。
スマホと同じポケットに入れておけば、うっかりレシートを入れたまま洗濯するなんて事態は避けられます。
キャッシュレス化で財布の中身を減らす

カード類、レシート以外に財布の中身の多くを占めるのは、やはり現金です。
キャッシュレス化すれば、財布の中身を減らせるだけでなく、会計時間の短縮、ポイント還元、支出管理のしやすさなどさまざまなメリットがあります。
リスクの面でも、紛失や不正利用の補償がありますので、キャッシュレス非対応の店舗がほとんどない地域に住んでいない限り、キャッシュレス化をおすすめします。
メリット
- ワンタッチやQRコードの読み込みで決済できるため会計時間を短縮できる
- ポイント還元により実質的な支出を減らせる
例えば楽天Payを利用する場合、基本1%の還元に加え、アプリ内のポイントカード提示や楽天キャッシュの併用で最大2.5%の還元を受けられます。毎月5万円の支払いをする場合、年間で最大15,000円相当がお得になります
- 決済履歴が残るためレシート管理が不要になる
- PayPayなどのアプリ間で個人間送金が可能になる
- クレジットカードの不正利用の補償がある
- 財布自体をコンパクトにできる
ただし、現金のみの店舗、スマホのバッテリー切れなどに備えて、現金も持ち歩くようにしましょう。
目安は5,000円から10,000円です。
医療機関や老舗の個人店など現金にしか対応していない場所でも、この程度の金額があれば事足りることが多いため、予備の現金として準備しておきましょう。
現金を頻繁に使う方は、小銭入れの利用をおすすめします。
特にマネークリップのように小銭が入らない財布を使う場合は、お釣りが発生した際に小銭を入れる場所がなくなるため必須です。
小銭がポケットでじゃらじゃらする様子は、見た目の面でも防犯の面でも好ましくありません。
まとめ
まず不要なレシート、使用していないカード類、支払いに関係ないものを取り除きましょう。
その上で、ポイントカードや交通系ICカードをスマホアプリへ移行し、移行できないカードのみカードケースで管理します。
また、財布のスリムな状態を維持するためには、お釣りを最小限にする支払い習慣を身に付けること、むやみに新しいカードを作らずメインカードに集約すること、キャッシュレス化を進めていくことが重要です。
特にキャッシュレス化は、会計の効率化やポイント還元、家計管理の自動化など多くのメリットがあります。
ただし、現金しか使えない店舗やサービスの不具合に備えて5,000円~1万円程度の現金は常備しておきましょう。


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